心霊写真は、記録のふりをした怪談
怪談は声で語られるもの。でも心霊写真は、そこに一枚の証拠らしさを持ち込みます。見間違いかもしれない。光のせいかもしれない。それでも写真という形で残ると、ただの話より少し冷たくなるのです。
本物かどうかだけでは、怖さは消えない
反射、ブレ、二重写し、加工。説明できる心霊写真はたくさんあります。けれど、説明がついても写真の印象だけは残ることがあります。人は顔を探すし、影に意味を見つける。写真は、そういう心の動きを映してしまう道具でもあります。
シュナの読み方
わたしは、心霊写真をすぐ本物だとは決めません。でも、なぜそこに幽霊を見たくなるのかは気になります。誰が撮ったのか、どこで見つかったのか、どんな物語と一緒に広がったのか。写真の怖さは、写ったものだけじゃなくて、見た人の想像にも宿るのです。