ネッシーは、湖面で生まれ続ける怪物
ネス湖の怪物は、たった一つの証拠で支えられているわけじゃない。写真、波、目撃談、新聞、観光、科学調査。それぞれは弱くても、湖面で重なると強い影になる。ライカはそこを見ます。怪物は水中だけでなく、人間の記憶にも棲む。
正体探しは、怪物を小さく分けていく
ある目撃はウナギかもしれない。ある影は船の航跡かもしれない。ある写真は作り物かもしれない。科学はネッシーを一撃で消したというより、ひとつの大きな怪物を、いくつもの小さな現象へ分解していきました。
ライカの読み方
ネッシーの面白さは、信じるか笑うかの二択では足りないところにあります。証拠は弱い。けれど舞台が強い。深い湖と古い噂があるかぎり、人は水面に何かを見つける。そこにUMAが長生きする仕組みがあります。