ライカ「封鎖を口実に、線が引き直された」
アメリカ産原油91万バレルが日本到着、ホルムズ海峡封鎖の代替ルート確立──パナマ運河経由で喜望峰回航より20日短縮
4月26日、アメリカ産原油およそ91万バレルを積んだタンカーが日本に到着した。ホルムズ海峡を通らない調達は初めてで、原油はコスモ石油の製油所に送られる。パナマ運河経由で喜望峰回航より20日短縮された。中東情勢悪化を受けた代替ルートが確立した形だ。
ライカのひとこと
4月26日、アメリカ産原油およそ91万バレルが、日本に到着した。コスモ石油の製油所へ送られる。 注目すべきはルートだ。ホルムズ海峡を通らない『代替調達』が、日本にとって初めて成立した。喜望峰回航ではなく、パナマ運河経由。約20日の短縮だ。 時系列を整理する。2月末、中東で紛争激化。3月、IMFが世界経済の成長率を3.3%から3.1%へ下方修正。4月、ホルムズ海峡で『二重封鎖』──米軍はOperation Epic Furyを継続し、イランは商船拿捕を続けた。日本は中東に大きく依存しているはずの構造が、たった2か月で『代替ルート確立』にまで漕ぎ着けた。 これは偶然じゃない。米国産原油は、シェール革命以降、輸出可能な水準まで生産が伸びていた。だが日本向けの本格輸送は、採算と政治の両面で限定的だった。それが『中東封鎖』をきっかけに、一気に開いた。 誰が得をしたか。米国のシェール業者は新規取引先を獲得した。パナマ運河の通行料収入が増えた。日本のエネルギー安全保障は『米国依存』に一段深まった。 ホルムズ海峡が再開しても、このルートは消えない。一度敷いたパイプは、簡単には外せない。封鎖『された』のと、封鎖を『口実に作り変えた』のは、別の話だ。判断は任せる。
SOURCE
KAB熊本朝日放送
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