ライカ「百分の一の目が出る前に、備えろ」
三陸沖でM7.7、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」発表──1週間、Mw8級は100回に1回
気象庁は4月20日のM7.7三陸沖地震を受け「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表。Mw7.0以上の先発地震後7日以内にMw8.0級の後発地震が起きる確率は世界統計で約100回に1回とされ、注意期間は約1週間。
ライカのひとこと
「100回に1回」という数字を、どう受け取るかだ。気象庁が発表した「北海道・三陸沖後発地震注意情報」──Mw7.0以上の地震が発生した7日以内に、Mw8.0クラス以上の「後発地震」が起こる確率が、平時より相対的に高まる、というやつだ。世界統計では、百回に一度。低い。だが、ゼロではない。 この数字は、千島海溝・日本海溝沿いの過去事例から積み上げて算出されたものだ。M7クラスの先発のあとにM8クラスが続いた事例は、世界でおおむね百に一つの割合で確認されている。 注目すべきは、公式の呼びかけが「警報」ではなく「注意情報」である点だ。データ上、呼びかける根拠はあるが、断言はできない──そういう距離感の文書だ。官僚的な曖昧さと言うこともできるし、科学的な誠実さと見ることもできる。だが、百分の一の目が出た時、備えのない者は何を失うか。 東日本大震災の2日前、2011年3月9日にM7.3の三陸沖地震が起きていた事実を、どれだけ多くの人が覚えているだろうか。あのときも「警報」は無かった。後から振り返れば、ひとつの前兆だったとされる。 今回も、そうかもしれない。そうでないかもしれない。だが、注意情報の期限──4月27日までは、動きがあると思って過ごせ。判断は任せる。
SOURCE
日本気象協会 tenki.jp
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